HOW TO HUMAN WOMAN 毎日が楽しくなるおしゃれと暮らしのレッスン

vol.5

フレッシュ&エイジレスなメイク術

teacher

山田 大輔 さん

(ヘア&メイクアップアーティスト)

透明感のあるメイクで、ファッションをより楽しみたい! そんな大人の女性の望みを叶えてくれるメイク術を、HUMAN WOMANのカタログのヘアメイクでおなじみ、ヘア&メイクアップアーティスト・山田大輔さんに教えてもらいましょう。キーワードは“血色のよさ”でした。

1.

ベースメイク

before

スキンケアだけを終えた肌。美肌ながら、42歳ならではのくすみや、色ムラが気になる。

  • 01

    ファンデーションを
    薄く塗る

    下地をマッサージするように伸ばし、肌に密着させた後、ファンデーションをスポンジや指でなじませる。照明の下ではなく日の光の下で行うと、厚塗りを防ぎ、流行りのすっぴん風肌に。

  • 02

    ハイライト効果の
    コンシーラーを塗る

    鼻筋と目の下にクリーム状のコンシーラーを点で置き、指やスポンジでなじませる。コンシーラーは、肌よりワントーン明るめの色を選んで。

  • 03

    気になるシミに
    コンシーラーをスポットで

    目のまわりのシミなど、気になるところにスポットでコンシーラーを塗る。肌の色よりもワントーン暗い色でカバーして、その後、肌と同じトーンのコンシーラーを重ねて。

  • 04

    アイカラーで
    自然な明るさを

    まぶたにアイカラーを乗せる。薄いピンクのパール入りアイクリームを使用。目頭と目尻にも少量乗せると、目が大きく見える効果が。

  • 05

    ハイライトで
    肌色を整える

    まぶた、目の下、鼻筋、あご下にフェイスブラシで薄いホワイトのハイライトを入れる。これで目の周りの色が整うことで、より若々しく見える。

  • 06

    ベースメイクの
    完成!

    顔の色むらが均一になり、パーツの輪郭がしっかりした印象。コンシーラーとハイライトの効果で、透明感とメリハリも生まれた。

山田さんが使ったのはこれ!

(右上から時計回りに)BOBBI BROWN「イルミネイティング フェイス ベース」、NARS「アイペイント8152」、M・A・C「スタジオ コンシール アンド コレクト パレット」、Clé de Peau Beauté「タンスティックエクラ ライトオークル」、NARS「ラディアンドクリーミーコンシーラー1241」、NARS「ライトリフレクティングセッティングパウダー プレストN1412」

2.

ポイントメイク

  • 01

    シアーな
    アイシャドウを塗る

    肌になじむ薄いピンクのクリーム状アイシャドウ(アイクリーム)で、まぶたと目の横をシアーな(ツヤのある)印象へ。

  • 02

    服に合わせたカラーの
    アイラインを

    ワンピースの色に合うカーキのアイラインペンシルで、上まぶたのインラインに、まつ毛の間を埋めるように書く。アイシャドウがさりげない分、アイラインで上まぶたのアーチを強調。

  • 03

    チークで
    ツヤと血色を

    ピンク系の練りチークをほおの上半分に指でポンポンと伸ばす(ほうれい線は避ける)。色を見せることよりも、自然なツヤ感や血色を意識して。

  • 04

    リップで
    くすみをリセット

    コンシーラーで下唇のアウトラインを消し、サーモンピンク系のリキッドグロスを塗る。リップは主張させることよりも、くすみリセットの目的で。

  • 05

    ポイントメイクの
    完成!

    顔の各ポイントを主張させるのではなく、引き算のメイクを意識。くすみをなくして、血色感を出すことで、ぐんと肌の透明感が出る。

山田さんが使ったのはこれ!

(右から)MAQuillAGE「エッセンスグラマラスルージュ BE721」、NARS「ザ マルティブル 1501N」、ADDICTION「アイライナーペンシル Moss Ball 10」、M・A・C「カジュアル カラー フォー ユア アミューズメント」

今日のモデルはこの人!

藤平陽子さん(42歳)

HUMAN WOMAN千葉そごう店スタッフ

HUMAN WOMANスタッフ歴10年。こちらのワンピースのようなアースカラーや、ベーシックカラーの着こなしが得意。お客さまと楽しく、一緒に服を選ぶことを心がけています。

teacher

山田 大輔さん

(ヘア&メイクアップアーティスト)

今年のHUMAN WOMANのカタログのヘアメイクを担当。雑誌『CLUEL』で「MAKE-UP METHOD」を連載中。その他、数々のファッション誌、カタログ、広告、アーティストなど、幅広く活躍中。

www.cake-management.com

Credit

  • Photograph : Kozue Hanada
  • Edit & Text : Kaoru Adachi