HUMAN WOMAN 20TH ANNIVERSARY
amoureuses a paris
#02

Septembre 2018

好奇心のおもむくままに

~MISHAの場合~

ごくごくと美味しい水を飲むようにカルチャーを心に吸収する。
それは自然なライフワーク。
アンテナをしっかり立てていれば誰でも、
いつでも、どこででも。

HUMAN WOMAN in Paris

パリジェンヌが大切にする
3つの習慣

パリで活躍する3人の日本人に
自分らしくいるために大切にしている
3つの習慣を教えてもらいました。

  • 松長絵菜 さん

    [ 料理研究家 ]

    暮らしを大切に、季節を楽しむ“食”にまつわる習慣

    rule 1
    エルダーフラワーのシロップを手作りする

    パリに居を移して8年。パリの古いアパルトマンに暮らす松長さん。習慣の1つ目は、毎年手作りするエルダーフラワーのシロップ。「毎年5月上旬に、森に摘みに行き、砂糖と水、少量のレモンと一緒に作ります。炭酸水を注いだり、寒い日はお湯で割っても美味しい、家族も大好きなシロップです」。

    • BLOUSE_¥14,500 coming soon
    • SKIRT_¥15,000 coming soon
    • STOLE_¥22,000 coming soon
    rule 2
    近所のマルシェで新鮮な野菜を買う

    2つ目はマルシェでの買い物。「こまめに買うようにしているのですが、きれいで美味しそうなので、ついつい買い過ぎてしまいます(笑)。買って帰ると、いつも少しの間眺めていたくなります」。

    にんじん、アスパラ、ズッキーニ、えんどう豆、ラディッシュ、コリアンダー……。マルシェで購入した新鮮な野菜は、こうして器や冷蔵庫に仕分けられる。

    rule 3
    たくさん育てている植物の手入れ

    3つ目はたくさん育てている植物の手入れ。シソやベルベーヌ(レモンバーベナ)など、料理に使うものも。「バルコニーで食事やお茶、仕事や勉強をすることもあります」。

    profile

    Ena Matsunaga

    今年のHUMAN WOMANのカタログのヘアメイクを担当。雑誌『CLUEL』で「MAKE-UP METHOD」を連載中。その他、数々のファッション誌、カタログ、広告、アーティストなど、幅広く活躍中。
    パリの素敵なアドレス address.06 で詳しく紹介しています。

  • マドカ・リンダル さん

    [ セラミックアーティスト ]

    オリジナルのクリエイションを支える
    マイペースな習慣

    rule 1
    お気に入りの作家の本を読む

    レストランやフラワーショップへ作品を納めるマドカさん。その独特の作風のベースにあるのは、この3つの習慣なのかもしれない。まずはお気に入りの作家の本を読むこと。「今は19世紀後半から20世紀前半に活躍したシュテファン・ツヴァイク。人間の心理を追求した話が多いのですが、“もし人の頭の中に入れたら”と興味がわきます」。

    • TOP_¥13,000 coming soon
    • PANTS_¥17,500 VIEW MORE
    rule 2
    ナチュラルワインを楽しむ

    2つ目は、ナチュラルワイン。「近所の店で美味しい赤ワインを買い、夫と飲みます。普通のワインと全然味が違うんです」。

    rule 3
    完璧でないものを目指す

    3つ目は“完璧でないもの”を目指すこと。「人柄が出るような作品が好き。私の作品は形がいびつだったり、釉薬が垂れていたり、それを活かしたい。人間も同じですよね」。

    profile

    Madoka Rindal

    フォトグラファーの夫、9才の息子、4才の娘と4人暮らし。元々はグラフィックデザイナーで、現在は夫や友人とシェアしているパリ郊外のアトリエで、セラミック作品を制作。

  • 植田紗羅 さん

    [ アタッシェ ド プレス ]

    おしゃれがもっと楽しくなる“美”のための習慣

    rule 1
    エコなリップで唇を彩る

    紗羅さんは日本でフランス人学校に通った後、パリへ留学、ファッション関係の仕事につきました。1つ目の習慣は「la bouche rouge」の口紅。「プラスチックやPPを一切使わないエコなブランド。レザーを使ったケースで、使い切ったら中身だけ交換できます」。

    • SETUP_¥24,000 coming soon
    • HAT_¥16,000 coming soon
    • BAG_¥16,000 VIEW MORE
    rule 2
    オーガニックでグッドルッキングな
    コスメラインGlossier.を愛用

    2つ目は紗羅さんがPRを手がける人気コスメ・Glossier.。「コレットでは取り扱いがあったのですが、今秋フランスに本格登場。スキンケアからメイクまで、絶対に自分に合ったものが見つかるのがすごい!」。

    rule 3
    母の手作りクリームで保湿

    3つ目はお母さまの手作りクリーム。「石澤研究所のクリームに、アロマテラピストの母がエッセンシャルオイルを配合。15歳の時から、お風呂上がりに使うのはこれだけです」。

    profile

    Sarah Ueta

    パリのアタッシェ ド プレス・Lucien Pagesに勤務。アパレルやコスメなどのPRを担当。在住15年。ボーイフレンドと犬2匹(ET9才・べルニ5才)とパリ中心部のアパルトマンで暮らす。
    パリの素敵なアドレス address.07 で詳しく紹介しています。