le journal 彼女の愛する日常

vol.2

前田有紀さんフラワーアーティスト

花と働く中で好きな瞬間

花、1本1本とまっすぐに向き合い
その小さな美しさに心を動かす。

自然とともに暮らしながら、
花の魅力を伝える仕事を選んだ
彼女の原点が、その視線に表れているよう。
前田有紀さんが感じる
“花とのしあわせ”を追いかけて。

1珍しい花に出合えたとき

  • 珍しい花に出合えたとき
  • 珍しい花に出合えたとき
珍しい花に出合えたとき

東京の生花の市場に通う前田さんをワクワクさせるのが、咲き方や色み、花びらの形がユニークな、季節の花との出合い。「どこでどんな風に育ったのだろう。どんな品種改良を経てきたのだろう。どんなブーケや花瓶が似合うかな。などと、さまざまな想像を膨らませるのが楽しい時間です」

2作ったブーケを
よろこんでもらえたとき

  • 作ったブーケをよろこんでもらえたとき
  • 作ったブーケをよろこんでもらえたとき
作ったブーケをよろこんでもらえたとき

「お客さまには、ブーケを贈る相手の性格や趣味などを詳しくヒアリングして、その方を想像しながらお花を選んでいきます」。使った花の名前や、お客さまからのメッセージを手書きして添えることもある。アナウンサー時代に言葉の大切さを実感したからこそのこだわりが、前田さんにしか作れない、心の温度まで伝えるブーケを完成させる。

細身シルエットのLeeコラボオーバーオールに、透け感のあるコットンウールのブラウスをイン

細身シルエットのLeeコラボオーバーオールに、透け感のあるコットンウールのブラウスをイン。上品な大人のカジュアルスタイルが完成する。

小豆島で採れたオリーブの葉、茎から抽出した染料を一部使用したワンピース。

小豆島で採れたオリーブの葉、茎から抽出した染料を一部使用したワンピース。共布のベルト付きで、シルエットを変えて着ることもできる。

前田有紀さんフラワーアーティスト

アナウンサーとして活躍したのち、イギリスへ留学。3年間花屋に勤務し、独立。“花とあなたが出会う場所”をコンセプトにしたフラワーブランド・guiを立ち上げる。2021年、東京・神宮前にショップ・NURをオープン。著書に『染めの花 フラワーデザイン図鑑』(誠文堂新光社)がある。
https://sudeley-flower.com

human woman official Instagram更新中