FEVRIER 2018

HUMAN WOMAN in Paris

パリの素敵なアドレス

address 09

案内人 :アンヌ さん

モデル・絵本ソムリエ

今月から、東京編がスタート。東京にいながら、フランスを感じられるスポットを紹介します。今月は、13年間パリ暮らしの経験があるアンヌさん。案内してくれたのは、フランス語学校があり、フランス料理店も多いため“東京のパリ”とも呼ばれている神楽坂のリヨン料理店です。

  • LUGDUNUM Bouchon Lyonnais

    ルグドゥノム・ブション・リヨネ (東京・神楽坂)

    ワインエキスパートの資格を持つ
    アンヌさんを唸らせるワインリスト

    パリ在住の友人のすすめでこの店にランチに訪れ、その味に感動し、ディナーで再訪したというアンヌさん。「大好きなリヨンそのものの雰囲気と料理。ワイン好きの私にとって、約200種類もあるというワインリストのラインナップも魅力です」。

  • オマール海老 コンキリエッテのリゾット仕立て(¥4,600)

    プリプリの身の下には、出汁をしっかりとまとったショートパスタ。味、香り、食感……オマール海老の魅力を存分に味わえる一皿。こちらに合わせたのは、ブルゴーニュ地方・RULLY村で作られたシャルドネ「P. et M. Jacqueson」。辛口ですっきりとしながらも、ボリューム感のある味わいが、魚介のソースにマッチ。

  • 忠実に再現された
    リヨンの伝統料理に舌鼓

    この日いただいたのはオマール海老の料理ですが、アンヌさんにはもうひとつのおすすめが。「リヨン料理のひとつ、“クネル(カワカマスのすり身)”が定番メニューにあるのもうれしい。東京には食べられるお店が少ないのです。その味に、いつも“美味しい!”と連発してしまいます」。

  • 料理はもちろん、内装まで本場・リヨンを再現することにこだわり、神楽坂の小さなリヨンと定評を得ているLUGDUNUM Bouchon Lyonnais(ルグドゥノム・ブション・リヨネ)。シェフ、クリストフ・ポコ氏のアイデアが詰まったメニューは、リヨン料理の定番・クネルやコショナイユのほか、旬の食材を使った季節限定メニューも人気。

LUGDUNUM Bouchon Lyonnais
ルグドゥノム・ブション・リヨネ
東京都新宿区神楽坂4-3-7 海老屋ビル1F
TEL : 03-6426-1201
OPEN : ランチ11:30〜15:30(L.O.14:00)/
ディナー18:00〜23:30(L.O.21:30)
月曜、第1・第3火曜定休

Anne

アンヌ/モデル・絵本ソムリエ。14歳の時に渡仏し、27歳で帰国。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの資格を持つ。長男の出産を機に、子どもへの絵本の読み聞かせの大切さに気づき、地域の図書館や小学校での読み聞かせ活動も行なっている。

  • Web_hanakomama.jp
    (Hanakoママweb連載Anneママの『絵本とボクと、ときどきパパ』)
  • Photograph : Kozue Hanada
  • Edit & Text : Kaoru Adachi